今年度は「下諏訪中期商工業振興ビジョン」事業の最終年度であり、事業成果実現に向けて「地域産業の稼ぐ力の強化」を進めてまいります。積極的に取り組む5つのテーマは下記5点で、この実現のためにプロジェクトチームを設置し、外部有識者の知恵を借りながら、町と密接に連携し、商工会議所が主体となった活動を継続します。お金の地域内循環、外から稼ぐ力の向上をメインとした地域振興の支援活動にも力を入れてまいります。

  1. 事業継承への取組強化・充実
  2. 移住・起業創業及び移住就労希望者への総合支援事業(ワンストップサービス窓口の提供)
  3. 下諏訪駅舎を核としたまちづくり事業(グルメストリート構想の実現)
  4. イベント企画による賑わい創出事業(産業まつり、ヨルクレバ他)
  5. 地域資源再整理・開発・プロモーション事業(ジビエ事業他)



 また、伴走型支援を重点に「ものづくり支援センターしもすわ」より製造業のDX化促進と町内企業の雇用促進に向けた移住就労促進を、町、会議所、労務対策協議会の連携を進め、今後起こり得るものづくり産業の構造転換に向けて、町内でのソフトウェアを中心とするIT産業立地のための布石を打ってまいります。
 さらに、商業・観光振興事業は外から稼いで地域内で消費し、外にお金を流出させない地域内循環の強化、大相撲荒汐部屋の下諏訪合宿を通して交流連携の強化を図り、地域循環と地域の活性化を目的とした、共同商品開発や町内飲食店情報発信事業を積極的に展開します。

 今年度も当所は、会員の皆様から真に頼られる組織としてあり続けるために、さらなる地域の成長を目指して活動してまいります。
 これからも、会員の皆様方の一層のご理解と、ご協力を何卒賜りますようお願いいたします。 
(要旨抜粋)


行動目標

会員の立場に立った、会員のための、会員に頼りにされる会議所活動を通じて、町の産業の活性化と誰もが自慢できる街づくりを、町や関係諸団体に具体的に提言し、連携をして行っていく。
そしてその活動は、明るく、楽しい、夢のある活動であることを目指していく。

  1. 会員の立場や視点に立ったサービス向上(ニーズ、要望、不満の解決)
  2. ビジョンと目標を明確にした会議所活動(中期・短期計画の立案)
    ※優先順位をつけた活動の計画と実施
  3. 行政に具体的な政策提言できるパートナーとなる
    ※行政との密度の高い連携
  4. 会員のところに出向く会議所活動(攻めの活動)
  5. 会員交流事業の拡大(研修旅行、リクリエーション 他)
  6. 効率的な会議所内業務の運営(情報の共有化、業務の多能工化、他)
  7. 町内、町外の諸団体との連携事業の実施(諏訪圏域の会議所、他)
  8. 会議所諸活動のPR強化(HP、発行物、他)
  9. 広域合併の推進
  10. その他


2017年4月1日
下諏訪商工会議所 会頭 小林 秀年


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