主な事業実施計画
基本方針
- 企業の事業活動を積極的に支援する
- 地域の賑わいづくりを積極的に主導する
- 地域に特化した事業を展開する
- 地域経済団体として会員総意の政策提言活動を行う
- 選ばれ続ける経済団体として積極的な行動を徹底する

令和7年度 重点事業活動計画
1.下諏訪中期商工業振興ビジョン事業の実施
【活動理念】
「若者が集まりチャレンジできる賑わいと活力あるコンパクトシティしもすわ」を目指す。
【事業指針】
「地域外から稼ぐ力」「地域内資金循環を図る」を意識し、成果目標を達成することにより、地域経済・活性化促進を目指す。
1.事業承継への取り組み強化
町内の事業所数が減少する中、後継者不在企業に対し、第三者承継としての事業承継マッチングを進め円滑に事業継承できる支援を行います。
(令和7年度取組内容)
- 廃業を検討している店舗等の情報収集
- 支援対象事業者へのヒアリング
- 開業希望者を町内外から募集してマッチング(居抜き物件)
- 対象物件(目標3事業所)
2.移住・起業創業及び移住就労希望者への総合支援事業
町内への移住・定住者を対象に起業・創業及び就労を目指す全ての相談に対応し、「空き家・創業・経営継続・賃金・雇用・販売促進及び就労先マッチングの一気通貫ワンストップパッケージサービス体制」を構築します。人口減少対策と起業・創業者及び就労の増加促進のため受入体制構築と支援に取り組みます。
(令和7年度取組内容)
- 空き家開拓、空き家所有者・情報提供者への接触(目標20件)
- 宅建業協会主催の空き家空き地相談会への参加(当地への来訪を促すガイドツアーや空き家見学イベントを開催)
3.下諏訪駅を核としたまちづくり(駅前通り商店街との連携・活性化)
駅を新たな起点として駅前通り商店街での空き店舗対策及びイベント実施による継続的な商店街販売促進支援に取り組みます。
(令和7年度取組内容)
- 駅前通り空き店舗現状調査の継続
- 開業検討者への相談、支援(目標:新規開業3件、開業相談5件)
- 駅と連携事業企画・実施
- 空き店舗のイベント活用による交渉と実施
- 駅通り店舗開業に伴う駐車場不足等の課題検討
4.イベント企画による賑わい創出
積極的に商店街活動と連携した商店街の魅力づくりとして、「心地よく歩きたくなるまちなか」をイメージした商店街イベント等の企画・実施により賑わいと地域消費循環を創出します。
(令和7年度取組内容)
- 駅前通り商店街の町歩きイベント企画への協力
- 8月「夏詣」諏訪大社と秋宮周辺店舗の協力によるまち歩き企画の実施
- 2月「冬ノヨルクレバ」として諏訪大社秋宮及び町内各商店街との連携による企画・実施
- 小さなお店応援企画「お買い物キャンペーン」の継続実施
5.地域資源の再整理・開発、プロモーション
新たな観光資源の開発として下諏訪ブランド開発支援「食べ歩き商品開発の創造。ストーリー性のある名物土産品開発、コト開発」など魅力ある観光資源の発掘と磨き上げによる「稼ぐ力」の促進を目指します。
なお、プロモーション活動としてSNSを活用し、事業推進時に町の魅力と観光誘客事業をタイムリーにPRするなど、情報発信力の強化に取り組みます。
(令和7年度取組内容)
- ジビエ料理提供認定店を10店舗へ拡大と認証マークの授与
- まち歩きコースモニター実施及びプログラム化
- 諏訪鹿喰廊コース案策定
- 連携:旅行代理店による誘客事業
- 「鹿食免」木札の活用
- 連携:「角打ち」毎月第4日曜日実施
2.産業まつりの開催
青年部を主体とする魅力ある企画と旧ジャスコ通りを主会場とする賑わい創出を図るイベントとして産業まつりを開催し、夜には諏訪湖畔で花火大会を開催します。
3.荒汐部屋交流連携実行委員会事業の実施
令和2年から「荒汐部屋諏訪湖後援会」が毎年の合宿を受け入れてきましたが、令和7年2月に「荒汐部屋と下諏訪町が良好な関係を築き、地域経済や文化に貢献する」ことを目的に、下諏訪町と商工会議所が連携した「荒汐部屋交流連携実行委員会」が設立されましたので、合宿の機会に地域との交流促進・地域経済連携に取り組みます。
- 大相撲荒汐部屋下諏訪合宿のPR及び学校訪問・地域住民、後援会員交流事業の実施
- 荒汐部屋とのコラボ商品(メニュー)等の開発実施及び諏訪大社「御朱印」の発行
- 稽古場所でのキッチンカー、テント販売及び力士とのふれあい祭りの開催
4. 所内デジタル化推進
会員企業への経営支援業務の高度化・効率化や商工会議所の組織強化に向け、TOASシステム機能の充実を図り、商工会議所のデジタル化やDXの取り組みを進めます。