商工会議所とは?

商工会議所は、地域における商工業者の総合的な改善発達を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資することを目的とした地域唯一の総合経済団体です。
したがって商工会議所の活動には大企業も中小企業もみんな力を合わせて、都市を住み良く、働きやすいところにしようという念願が込められています。全国組織である日本商工会議所のもと、全国515の主要都市に設置され密接な連携のもと活動をしています。



下諏訪商工会議所 沿革

わが国商工会議所制度は、明治11年に当時の関税不平等条約改正等の問題について、商工業者の意見を代弁する機関として、東京商法会議所が設立され、大阪、神戸と3カ所で設立認可されたことに始まります。その後全国の主要都市に相次いで設立され、明治18年には32カ所に増え全国に広がりました。
下諏訪商工会議所は、昭和23年3月18日に社団法人下諏訪商工会議所として設立許可され、同年6月10日設立しました。昭和28年に制定された「商工会議所法」の規定に基づく法人です。本州では唯一町政にある商工会議所です。



商工会議所の主な活動

◎意見活動

会員の声を部会・委員会等を通じて意見集約、諸施策実現のため国・県・町をはじめ関係団体への提言および陳情・要望活動をして行政施策に反映させています。

◎地域活性化

まちづくりの推進に力を注いでいます。産業基盤及び工業振興促進を図っています。産業振興を図り雇用の拡大を図っています。

◎中小企業の振興

経営相談・制度融資・各種共済制度の普及促進・人材育成など企業経営を側面から支援しています。
また従業員定着・雇用安定を図り、福祉の面での経営環境向上のためのお手伝いもしています。


4つの特色

◎公共性

商工会議所の目的は「商工業の総合的な改善発展を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資する」(商工会議所法第6条)と規定されておりますが、この「公共性」が他の団体とは異なる特色の一つです。

◎地域性

地域を基盤として商工業等の発展をはかる地域経済団体です。

◎総合性

業種・規模・法人・個人にかかわらず全ての商工業者等が加入できる総合経済団体です。

◎国際性

世界各国の商工会議所と連携を持つ国際性豊かな団体です。