昨年11月より商工会議所議員改選で引き続き会頭に選任され、地域経済支援の舵取りを任され責務の重大さを感じています。

さて、令和4年度の下諏訪商工会議所はコロナ感染症経済対策として、「メグレバ」、「ヨルクレバ」、「産業秋まつり・花火大会」といった多彩なイベントを開催しました。また、買い物応援キャンペーン、イート&テイクアウト、プレミアム商品券事業等町の協力を頂き、地域内企業の利用促進と地域循環を促す事業を展開しました。新型コロナウイルス感染症は5類となりましたが、原材料、光熱費、人件費等の上昇により企業経営を取り巻く状況は、引き続き厳しい局面にあります。

上記の社会情勢が続くなかですが、令和5年度は昨年立ち上げた下諏訪商工会議所中期商工業振興ビジョンの下記5項目を積極的に進めます。


下諏訪商工会議所会頭 小林秀年


  1. 事業承継の取組強化事業
  2. 起業・創業希望者の総合支援事業
  3. 下諏訪駅を核としたまちづくり事業
  4. イベント企画による賑わい創出事業
  5. 地域資源再整理・開発・プロモーション事業などPJチームを設置した活動

具体的には、駅通りの飲食店誘致、ジビエ事業、参加体験型旅行商品開発、インバウンドを対象としたナイトツアー、地域を元気にする各種イベント開催、駅を核とする街づくり
構想などを推進します。

また、秋宮前の「秋宮観光案内所」は3年間継続運営します。観光客の滞留時間向上・消費拡大を目的に、地域飲食店等のテナント誘致、地域企業商品の委託販売、屋外で新規事業者等の販売イベントを支援するなど“機能充実”と“まちあるき”を促す事業を展開する計画です。さらに、アフターコロナを見据え販売業支援として買い物応援キャンペーン、会員企業のDX化の促進、生産性向上支援、人手不足解消、事業承継マッチングや教育・育成等も推進し、会員拡大と満足度向上に力を入れていきたと考えています。

今年度も、商工会議所としての存在意義を決して忘れることのないように、会員事業者の皆様の声をしっかりと聞きながら、町及び関係団体との連携強化を図り、事業を進めてまいります。
会員の皆様の一層のご理解と、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

下諏訪商工会議所会頭 小林 秀年
 


行動目標


会員の立場に立った、会員のための、会員に頼りにされる会議所活動を通じて、町の産業の活性化と誰もが自慢できる街づくりを、町や関係諸団体に具体的に提言し、連携をして行っていく。
そしてその活動は、明るく、楽しい、夢のある活動であることを目指していく。


具体的活動指針

  1. 会員の立場や視点に立ったサービス向上(ニーズ、要望、不満の解決)
  2. ビジョンと目標を明確にした会議所活動(中期・短期計画の立案)
    ※優先順位をつけた活動の計画と実施
  3. 行政に具体的な政策提言できるパートナーとなる
    ※行政との密度の高い連携
  4. 会員のところに出向く会議所活動(攻めの活動)
  5. 会員交流事業の拡大(研修旅行、リクリエーション 他)
  6. 効率的な会議所内業務の運営(情報の共有化、業務の多能工化、他)
  7. 町内、町外の諸団体との連携事業の実施(諏訪圏域の会議所、他)
  8. 会議所諸活動のPR強化(HP、発行物、他)
  9. 広域合併の推進
  10. その他


2017年4月1日
下諏訪商工会議所 会頭 小林 秀年


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